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『スピード・レーサー』意外に面白かった!?|ネタバレあり
先程『スピード・レーサー』観てきました。
面白くないと聞いていたし、予告でも面白くなさそうだと思っていたので、全く期待していなかったのがよかったらしい。
面白かった。子供のための良い映画だったように思える。

『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟ということで、爆発的な話題を生む大作を期待する人から
攻殻機動隊のオマージュ作品?『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟ということで、パクリ大作を期待する人まで、色んな期待を孕んだ作品だったかもしれないが
私は短めの予告を映画館でしか見ておらず、てっきりフルCGアニメだと思っていた。
実写とCGワールドのアンバランス?を感じつつも、主人公の異様な童顔加減、クリスティーナ・リッチの異様な童顔加減、アニメ体型?のジョン・グッドマン(大好き。あの声が。『ビッグ・リボウスキ』にベトナム戦争に行ったユダヤ人役で光ってた。かなり。)と、カワイイ弟もアニメ顔。ただなぜか一人だけリアルなスーザン・サランドンが登場したシーンでこの映画が実写混じりだということを知る。。。
(なぜスーザン・サランドンがこの映画に出たのかがとても不思議であった。でも一番まともでシリアスな女優のお陰でこの映画の質を上げたのは間違いないけれど)
結局のところ、マッハGOGOGOの実写?版扱いのようだが、ウォシャウスキー兄弟というのはやっぱり日本アニメのオタクである、ということに私の中では落ち着きました。(それで金儲けするのだから、ただのオタクではないのだが。。ちょいタチ悪い?)
『マトリックス』の時は正直嫌だったけれど、今回は完全なる『マッハGOGOGO』の実写、ということなので怒りは覚えていません。
新しさは、あまり感じなかったかもしれません。そこはやっぱりオタクの領域を越していないところでしょうか。
コースの感じはワイプアウトを思い出すし、さすがにスピード感はあってとても良かったけれど、『驚き』には至らなかった。
あ、イイ!と思ったのは、主人公のお兄さんが事故で亡くなった現場の氷のトンネルは、色がとても綺麗で、かっこよかった。
砂漠のコースのシーンは長く感じた。もっと砂漠は砂漠なりにコースデザインをしても良かったように思う。砂漠の広い中にもコースを感じさせる制限感を出すとスピード感が減らなかったのではないかな、と思った。広さ感が出るとどうしてもスピード感がなくなる。氷のトンネル同様路面の厳しさはある筈なのに、ハラハラ感がなかった。
ゲームが出ると面白いんにな、と思った。

ストーリーは、ありがちだけれど、凄く良かった。
フルCGアニメの『カーズ』もちょっと似た感じではあったけれど、もっと山あり谷あり涙あり感動ありの盛り沢山なストーリーで2時間45分はちっとも長く感じなかった。
お兄さんに光を当てすぎない辺りもうまいな、と思った。
お兄さんが暴力的な運転をしていたことや、事故死を偽装せざるを得なかったことは確かに言うまでもないけれど、そこには一切言及されず、子供にも大人にも楽しめる説明的でない仕上がりになっていたと思う。
家族の暖かさを暖かいままに裏切ることなく、最後のクライマックスまでとても気持ちよく見れた。
少年の戦う勇気と正義、真っ直ぐな姿がとっても素晴らしかったので、子供には見せてあげたい映画の一つだ。
勿論女の子もたくましさあり(クリスティーナ・リッチもラリーに一時出ちゃう程の無鉄砲っぷり!)、正義あり、優しさあり、男の子が頑張っちゃう魔力ありで女の子も楽しめちゃいます。

全体的な構成は、上級だったと感じました。
確かにあくびはよく出たし、模範的なストーリー展開で少々退屈に感じてしまうところもあるかもしれないけれど、中盤からの巻き返しは眠気も吹き飛ぶ展開が待っています。
スピード感は勿論、ストーリーもかなり盛り上げていると思う。
ラストは期待通りのハッピーエンド。
勿論少しだけ寂しさも残るけれど、そこは人生。私たちが乗り越えないといけない試練のようなものもちゃんと描かれています。

自分が信じたもののために戦う正義が爽やかに描かれた愛と勇気の作品でした。

期待は禁物、でも期待していなかったら絶対満足できる映画です。

満点!


鏡
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thema:映画館で観た映画 - genre:映画


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