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『スルース-SLEUTH』感想|多少ネタバレ
5月10日(土)レイトショーで『スルース』をみてきました
別に前々から見たかった訳ではなく
土曜出勤でせっかくの土曜をこのまま終わりにすまいとして、映画館の上映時間をチェックしている時に、偶然あっていた映画が『スルース』だった、というだけ

私が好きな映画にジュード・ロウが多数出演している
特別好きという訳ではないけど、女性に好かれる理想的な役者としては何の違和感もなく見ていられるタイプの俳優か、という認識だけだった
しかし『クローサー』では非常に印象的な演技をしていて、好感の持てる役者という印象に変わり
そういえば『ホリデイ』での演技も良かった…
なんて
過剰評価し過ぎだろうか
今回の『スルース』では、そんな演技もできるのか、と認めざるを得ない力
無名の俳優という役だったから、俳優が俳優を演じるというプレッシャーの高い中、少々オーバーなくらいに舞っておられました
マイケル・ケインも老いを感じさせず、美しく見えました

せっかく二人とも素晴らしい演技をしていたのに
1時間40分という短い映画であるのにも関わらず
少々退屈に感じたのは
息苦しいくらいに、部屋の中のシーンしかなく
アップが多くて、カメラアングルも単調で、飽きてしまった

物語は売れっ子小説家と、その妻の浮気相手との闘い
映画というより劇っぽい作り
脚本自体が
台詞が全てを表現していて、俳優はそれをオーバーに演じている、というような印象
こういう脚本は現代の俳優にとっては難しくないだろうか、と思った
最近はより自然な演技が主流なように感じるため、二人の演技と脚本とのアンバランスさをもっと映像表現で援護して欲しかった

低予算なんだろうな、という印象も受けた
なんだか色々ともったいない映画だった

リモコンは、Macのリモコンを使用していた
それはあんまりだ、と思った
そちらを向けると反応する装置であるなら
Macの四つのボタンはどういう使い分けをするのだ?と思った
歴史のあるお屋敷の内装を妻が現代的にカスタマイズしているのだが
それだけお金をかけているのに、Macのリモコンを汎用利用するなんて、なんてチープなんだと思った
テレビのリモコンで車のドアも開くっていう、あれだよね
あれやってるってことよね、Macのリモコンで。それは笑える。
なのに監視カメラを見るPCのモニターはサムスンだった
現実的じゃない(MacのPCを使っているなら余計に『チープだ』として納得できるのに)

私個人としては、映画館で観る映画ではないと思ってしまいました

男性は女性よりも嫉妬の仕方が執念深いような気がする
この映画も面と向かって浮気相手と夫が顔を合わせるのだが
女はもっと単純に嫉妬心を露にするものだけど
仕事をしていく中でも、男同士の闘いはとてもしぶとくて、長期戦で、水面下で煮えたぎる様な闘いを繰り広げている
勿論女性に比べて退職まで働くのが前提なので、そう露にする訳にはいかないからであろうと思うが
恋愛に於いても往々にして男性の方が恐ろしい
男としての美学が嫉妬を露にしない、耐えることを基本としているのかもしれないけれど
嫉妬心も男性の方が強いようにも感じるし
独占欲も支配力も強力で、女性の嫉妬とは全く別の性質を持っていると思う
女性の嫉妬の物語も面白いと思うが、こうした男性の嫉妬の物語ももっと見てみたい気がする
原作は同性愛者だろうか、どうなんだろう
こうした感情をテーマにした物語は体力がいるので、避けたいところだが、こうした中に美を見つけるのは同性愛者が得意とするところかな、と言ってしまうのは差別になるか?
そういう気はないけれど
同性愛者の友達いたし


なんだか不完全燃焼
42点
伝線カラー
いじわる
寝たふり   0 0

thema:映画感想 - genre:映画
















 

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