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『トレース・エレメンツ』展|東京オペラシティアートギャラリー
閉館時間ぎりぎりで駆け込みました。東京オペラシティアートギャラリー
入館料が半額となってお得。だけど足早に観て回らないといけないから気持は焦るばかり。
展示自体は、もっとゆっくり観たかった!
結構雰囲気のある写真が多数展示されており、印象が良かったです。
静かで、ゆっくりした、穏やかな写真が多く展示されていました。
ちょっと前からよく見るようになった、絵画のように仕立てられたビデオインスタレーション。
東京都写真美術館での森村泰昌をメインとした『液晶絵画』展でも、そういった額縁に肖像画のような構図の、ゆっくりと再生される映像作品が多数展示されていたり
横浜トリエンナーレでも、そのような作品をいくつか見たような気もします。
流行り、流れ、というものがあるのでしょう。
写真や映像には個人の痕跡が表れにくいので、手法が同じだとオリジナリティーに欠けるとは言いませんが、絵画やその他人の手によるところの大きい作品群に対して誰の作品、というのが分かりにくいように感じます。
ので、ついつい『今流行ってんだろうな』と言っちゃいますね。

足早に見てしまったというのもあるし、その後お酒を飲んじゃったというので実はどんな作品があったのかをあまり思い出せない可哀想な事になってしまっている私ですが
印象に残ったのはやっぱりコレクション展の絵画でしたorz
ごめんなさい、やっぱり私絵画が好きなんです。

実は強く頭に残っているのは、白人女性、というか少女?のあれは、、絵画?
写真ではなさそうな気もした、グレーの中にうっすら浮かび上がる女の子の哀しげな肖像が印象に残っていたりします。
日本人女性の作品でした。
タイトルと作品がバッチリ合っていて、見ていてドキっとしてしまうような、胸に突き刺さる作品でしたよ。

あとは、カメラを使って合成している作品があって、鑑賞者が作品の中に入ってしまうような?というより仕掛け作品というか、それも『へー』とは思いましたが
美術作品とは思えないようなものでした。

どれが一番良かったのか、というとやっぱり先述した日本人女性の作品でしょうか。あ、今調べました。田口和奈という人の作品です。
これ良かったです。コンセプトと作品の表面のバランスはややとれていませんが、コンセプト抜きにしても充分に見応えのある作品のように感じました。

最近コンセプトと作品の関係が少し遠い作品をよく見かけますが(というか殆ど?)
要するに『多分後付けだな』としか思えない作品ですが
それも併せて現代っぽいな、とも思うのでした。
人と人との関係性もそうであるように、頭の中(心)とインターフェースの距離が遠いということが
現代美術の中にも起こっているのだろうな、と思ったりします。

でも、時代の中で残って行くためにはそれでは弱いとは思うのですけどね。
もっとそれを象徴するような作家が現れると、また面白いと期待もするのですけど。
その中途半端さもまたこの国の時代を象徴しているのでしょうか。

兵庫県立美術館5
いじわる
寝たふり   0 0

thema:美術館・博物館 展示めぐり。 - genre:学問・文化・芸術
















 

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