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Jim Lambie Unknown Pleasures『ジム・ランビー アンノウン プレジャーズ』原美術館
『ジム・ランビー アンノウン プレジャーズ』原美術館
Jim Lambie Unknown Pleasures ==== more
2008年12月13日(土)ー2009年3月29日(日)

ミヅマアートギャラリーで初めて日本に紹介されて以来、オペラシティーアートギャラリー、次いで原美術館と着実に露出が増えているジム・ランビーさん。
さすが三潴さんだな、とひたすらその尖った感性に驚かされるのですが
予想した通り、ミヅマ発のアーティストはこの国でしっかり紹介される。
日本でのキャリアがあれば、その他の国でもデビューしやすくなります、と蔡國強氏が言っていた。

原美術館、今回の『ジム・ランビー アンノウン プレジャーズ』展では
床のテープは、白と黒。
カーブした線でした。
そして、レコード盤の入ったコンクリの立方体が置かれていました。
鏡、ドア、椅子、ハンドバッグ、花、そしてロック。
圧倒的な存在感。
正にロック。

学生の頃ナンシー(シド&ナンシー)と呼ばれていたロックな少女としては
このジム・ランビーの作り出す空間は最高に興奮!
でも勿論、その興奮は音楽としてのロックというよりも、視覚空間としてのロック。
荒削りであって、同時に繊細である。
ひたすら『やられたなー』って気分。

建物をこれほどまで打ち消して、自分の空間にするアーティストは他にいないんじゃないかと思う程、見事に持ってかれた。
例え、どんな空間であろうと、ジム・ランビーはジム・ランビーの世界に人々を連れてくんじゃないだろうか。
オペラシティ・アートギャラリーでの展示で一緒に展示されていたエルネスト・ネト
今東京都現代美術館でも彼の空間は展開されているが
正直、エルネスト・ネトは弱い。
私にとっては弱い。
薄いメッシュの向こうの建物の壁を私は感じてしまう。
ここは東京都現代美術館である。ここは○○という美術館の展示室Aだ。例え空間を全てメッシュで覆ってしまっていても、私はその現実の空間にいることを忘れることはできない。
しかしジム・ランビーは、見事私を持っていくのである。
彼の空間へ。

フィルターがあるとすれば
そのフィルターを通過する時、確実に感じる抵抗感というか感触のようなものが
ある

商業ベースとは言わないが、感覚的にはそのくらい感じるものが入りやすく、抵抗感のないものは
平気で世間にのさばっているし、乱暴に流され、氾濫しているんだけど
研ぎすまされた集中力で、ちっとも迷いがなく、これだ、としっかり自立した存在というものもまた存在するのだ
それを私は見つけたいし、気付きたい。
知らぬ間に通り過ぎるなんてことがないように。

ザターン7
いじわる
寝たふり   0 0

thema:美術館・博物館 展示めぐり。 - genre:学問・文化・芸術
















 

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