スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
いじわる
スポンサー広告  

POP ART 1960’s→ 2000’s| 広島市現代美術館
広島市現代美術館にて『POP ART 1960’s→ 2000’s』展を観て来ました
広島市現代美術館に行ったのは
これで2度目
もう、ここのファンになりました
人の少ない感じとか好きです
静かで、穏やかな雰囲気が好きです
でも、展示内容はちゃんとしてて
だから好きなんですけど

今回のテーマはポップアート
中学生の頃とかは
リキテンスタインよりもアンディ・ウォーホルが好きでしたけれど
大きくなってからは、アンディ・ウォーホル見飽きたなぁとか
でも、本物は、色が鮮明で
もっといっぱいみたい!ってなりました
やっぱり、大量生産と云えども、本物はいいですね
シルクスクリーンっていうのは
私やった事ないんですけど
あれも大量生産に向いているとはいえ、刷れる枚数は限られているし
程よい枚数というのもあるし
その点で言うと、広島市現代美術館にあったものは(ある企業のコレクションだったような)59/60とかもありましたし、かすれかすれで、必ずしも良いものばかりではありませんでしたが(でも実際値段が全然違ってきたりするのですよね)いえ、枚数書いてないのもあったので良い枚数のものばかりだったかもしれませんよ
なんだかんだ言って、アナログには変わりないですし、色も綺麗で、インクの厚みも感じるくらいに
私にとっては、やっぱりマチエールはなくてはならないもののようで
仕事柄、完全なる二次元の中でしかビジュアルを楽しめていない訳なんですが
シルクスクリーンですら、紙のザラザラ感や、インクが重なる感じとか、ああいう厚みって
色々感じますよね
感じる、っていうのは本当に素敵な事です
とても満たされます

ポップアートは
中学生くらいまでは大好きでした
ウキウキする感じが
楽しくなる感じが
そう
楽しむっていうのは
大切ですよね

エネルギーが、あったんだと思います

お金とは無縁の
美術ですが
お金が指針の一つとなった美術でもあって

今の日本にも
お金大好きな作家がいますけれど
あまり外国で、変な事はして欲しくないですね

価値観とか、道徳心とか、理念とか、そんなの関係無しに
全部ひっくり返すのは、お金だと思いますし

今回、原爆を落とされた都市の一つである、広島で
なんだか、そう思いました

しょうがない発言をした人と、同じような考えの作家が、日本にもいまして
誰とは言いませんが(言っているようなものですが)
ああいう恥ずかしい事は、しないで欲しいです
(あのコンセプトは、展覧会が評価されればされる程、原爆を肯定するようなものではありませんか?びっくりしたんですけど、本当に。)
私が、非常に大好きな、会田誠氏は、色んな意味で真逆で、素晴らしい作家だと思います
今の多くの日本人にとっては、あまり好ましくないのかもしれませんが
(しかし上野の森美術館での『アートで候』展を見に来ていた人の中に、ヴィトンのバッグを持った若い男性がいたのは、本当に面白かったです。※ヴィトンに関する新作が発表されていました。素晴らしい作品でした。笑いを通り越す作品でした。そういう切実さを見ました)
あんなに日本を突き刺すのは、なかなかいないのではないかと思います

話は随分逸れてしまいましたが
ポップアートには、どこか、おちゃらけた、雰囲気があると思います
なので、ビジュアルだけを借用するのは、ナンセンス、という事でもあると思います
そういう意味で、おたく文化を借用しているある作家のコンセプトは、ナンセンスである場合が多々あるような気がします

表面を描くのは
実は
とても難しい事なのかもしれません
表面は
完全なる二次元であって
そこに思想などあってはならないような気もします
徹底した二次元というものを
一人の人間が描くのは
やはり困難で

大量生産、大量消費、デザイン

表面
というのを=で結んで
私はいつも話したりするのですが

世の不条理、人間の矛盾
この美しさの中で生きている私たちが
完全なる二次元を
一人の人間が描くのは
不可能に近いのではないかと思うのです

やはり個人としての主張が
少なからず入って来る場合
その瞬間に
表面を表現する事ができなくなるというか
そうした
場合に
原爆などのキーワードを使うのは
少々ナンセンスであったり、危険を伴うと言いますか
愚である、と

原爆の事をここで書くのは
単に私が、その後、平和公園、原爆資料館に行ったからであって
特にポップアートと結びつける事はないのですけど


要は
日本人の私たちにとって
ポップアート自体を好きになる事はあっても、共感しないというか
あのような表面を描くという事自体が
世の中が空虚である証拠であると考えますし
日本という国は
空虚になってはならないと思うのです


日本は
ほぼ中身のない
表面だけが美しい
空っぽの国
になりつつあると思うのですが

なんだか
とにかく
悲しくなるばかりなのです


20070724000236.jpg

いじわる
寝たふり   0 0

thema:美術館・博物館 展示めぐり。 - genre:学問・文化・芸術
















 

http://sekitobamimick.blog91.fc2.com/tb.php/78-82623d1d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。